冒頭からお絹のことを知っているらしい八丁堀、それを隠したがゆえに裏の仲間から命を狙われる羽目に。
やすやすと秀にやられる八ではないと信じていましたが、三味線屋の華麗なる邪魔(?)に救われるとは! 先に進む前に、かのシーンを反芻しておきましょう。

「オレが邪魔に入ったんでホッとしたろ」(低く囁く)

言い切ってますね。まさにおめぇの気持ちくらいオレが分からぬわけがねぇ、と言わんばかり!わっほーい(^O^)
今回の妖精はスタンドプレーが目立ちたびたびイラッとさせられますが、 その尻ぬぐいに奔走する勇さんのスパダリぶりがかえって際立つ結果になってるので、良き!


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三つ巴修羅場の続きから。
秀の鼻先で固く閉ざされた表門の内側。門の音に気づいたのか、 「婿殿のお帰りですか?」
「あなたですかー?」
と、せんりつの声。しかし八丁堀は、脇の通用口から再びサッと外に出てゆくのでした。


ところ変わって、隠れ屋に集った仕事人の男三人衆。 八っちゃんどこかに逃げたかと思えば、ちゃんと向き合うために出てきたんですね。
戸口に近い壁に寄りかかり、ちらと中の様子を見る勇次。 その視線の先には、主水をあいだに挟んだ行李の上で、秀がいつもの拗ね拗ね体育座り。 両腕を抱いて半分顔を埋めてさすがにシュンとして見えます(笑)。
「そりゃあおめぇ、お絹の勘違ぇだ!」
思わず大きな声を上げたのは八丁堀。顔を掻きながら言うことには、
「そりゃたしかに、おらぁあん時な、お絹の傍に抜き身ぃぶら下げて突っ立ってた。 (無言で反応しないふたりをかえりみて)・・・いや実はお絹はその昔、 "かんざしのお絹"と言ってなぁ、暗闇の利平の手引きをしてたんだ」
ここでキロッと秀の白目が動いて、八を見る。初めて明かされたお絹の過去。
「だが今はちゃんと、つとめ(刑期)も終わって真っ当に暮らしてる。 だからべつに昔のことをほじくり出して云うことはねぇと思ってなぁ」
そこへゆっくりと身を起こして、中に入ってきた三味線屋。いつになく柔らかな口調で八に問いかけました。
「―――だから黙って、簪も返してやったのかい?」
「うん―――、まぁそういうこった」
ううっ、八丁堀ったら。堅気となって生きなおそうと頑張っているお絹にも、そんな彼女にホの字の秀に対しても、 八なりの思いやりがあったがゆえの隠し事だったと今ごろ判明。おせーよ八丁堀(泣)、 勝手に恨まれたうえに危うく殺されかけるまで黙って逃げ回るなんて、どんだけかっこつけてんだよぉぉ!!
遠回しすぎて分かりにくい男の無骨な優しさに気づいた勇次の方が、 それをわざわざ口にすることでふたりの橋渡しをしようとしてくれてるっつーのに、それを聞いてもなお不服そうな秀。オイ。 やっと口を利いたかと思えば、
「・・・それじゃあ、やったのは誰なんだよ(憎っったらしい口調で)。調べついてんのか?」
こっ…こンのクソガキ!! 真相を確かめもせずに早合点してやらかした自分が悪いのは、自覚してんだろ。 お絹だけを信じたせいで一歩間違えば意味のない相討ちになってたのに。 素直にごめんなさいするはずはゼッタイないとしても、このふて腐れた開き直りはどうなの? 不機嫌の壁を作ってあべこべに無茶ぶりするなんて、八つ当たりもいいとこだ!!
(今のこいつは何を言っても分からずやの駄々っ子だ。やれやれ・・・)
そんなワガママ妖精を横目に見て、八に視線を戻すクールな勇さんのカッコイイこと。 ガキと大人の男の器の差が開きすぎてて参りました。
一方、秀の憎まれ口には慣れっこの八丁堀、気を悪くすることもなく考えこむ姿勢。こちらも大人(はぁと)。
「―――待てよ…?そういや思い当たることがあるんだ・・・」
そこからあの夜の回想シーン。仰向けに倒れているお絹の傍らに落ちていた、 抜き身の脇差を取り上げた八の背後に与力の上田が立ち、黙ってその様子を見ていた―――?


場面は変わって。
誰かの手の上で開かれたふくさには、二つの"切り餅"が入っていました。それを包み直し、
「上田様。万事抜かりなく」
と手渡す相手に、
「頼むぞ。いくら昼行燈とはいえ、下手に動き回られては面倒だからな」
袖の中にしまい込みながら、答える上田。そこは上総屋の奥座敷で、そこからどうぞと利平に酌をされ盃を受けています。
「お絹のやつ、上田様にやられたとも知らず、主水を仇(かたき)と思い込んで」
「ふっふっふ・・・。儂とお前とのことを訴えられてはと口封じに殺すつもりが仕損じて、 あと一太刀と思ったその時、主水のやつが飛び込んできおって、儂が思わず捨てた抜き身を拾いおった」
ふたりの間で分かり切った秘密を、わざわざ世間話風に語らう悪党たち(笑)。 おかげでその一部始終を、床下に潜んだ情報屋が聞いていますよ。てんで役に立たない秀に代わって、今回の加代は大活躍。
「それが幸いして、ともかく口封じになったのですから」
「ハッハッハ」
あの夜に不意打ちで斬られたお絹は犯人の顔を見ていなかったというわけですね。 その後、目を開いた瞬間に飛び込んできた主水を見て、仇と思い込んだと。少なくとも手籠めにされたというのは嘘で、 丑松が秀の同情を引くべく騙った話にお絹も合わせていたと。
しかし恨むんなら主水というより利平が先じゃね?役人に斬られたとしても八は奉行所のお役を果たしただけで、 盗人一味に加担していたお絹の自業自得では・・・。 それはともかく、主水もいうようにちゃんと刑に服してもう堅気の女になったのですから。 いまの彼女は、利平の言いなりに操られている犠牲者に過ぎません。
諸悪の根源の証拠を掴んだ加代、夜道を駆けて長屋に戻るのでした。


「裏で繋がってたんだよ!お絹さんが口を利けなくなったのをいいことにしてさ、 上総屋利平たちは証拠不十分でお咎めなし! ―――可哀そうに。 お絹さんひとり罪を被せられてさぁ、今はまた嘘で固めて悪どく利用しようとしてね・・・、あんまりだよ」
上総屋にお絹が連れ込まれたシーンでの、百日の牢送りになったという利平の言葉はそういうことだったんですね。 手引き役のお絹が口述で証言出来ないから証拠不十分って、利平と癒着していた上田が事件を担当し、 強引に不起訴処分に持ち込んだと。
お絹さん、とことん屑どもの道具にされて抗う力も残っていなかったのでしょう。 そしてやっと連中と離れられて掴んだ、子どもとのささやかな幸せだったのに・・・。
秀の家で、加代が身を乗り出して報告している最中、部屋の外を横切った影に秀が気がつきました。 飛び出してみると、お絹がどこかに走り去ってゆく後ろ姿。 加代も出てきたが、秀はハッと何か思いついた様子で白い息を吐いて後を追い駆けます。


どうやらお絹に今の話を立ち聞きされていた模様。 上総屋にたどり着いたお絹は、むりやり中に押し入るとふたりの悪党の座敷に到達。
「お絹!?」
驚き見上げる与力を睨むお絹の手には、紅いサンゴ玉の簪がありました。 上田に襲いかかるも、他の手下たちが出てきて取り押さえられてしまいます。
「何のつもりだ!」
上田に頬を張られて暴れるが、傍観している利平はあざけるようにお絹に言うのでした。
「どうやら嘘がバレてしまったようだな・・・。恐れながら、とお上に申し上げるか?だが肝心の声が出なくちゃな」
乱れたお絹の裾から覗く白い脛をいやらしい目つきで見ている上田。
その時、別室で寝かされていた息子の清太郎、幼子の第六感が働いたのか、ふと目を覚まします。 見張りの手下ふたりは隣室で花札に夢中。清太郎は気づかれずに部屋の外にさまよい出るのでした。
さて、お絹は奥の間の布団の上で上田に襲いかかられています。それを酒を呑んで高みの見物の屑ども、
「この世の名残にたんと可愛がってもらうがいいや」
嗤いながら襖を閉じました。バレた以上、女に主水を狙わせることは諦めて口封じで殺すことにしたが、 最後の最後まで搾り尽くそうってわけかい。
外の廊下側を目をこすりつつ歩いてきた清太郎、ふと別の襖を開けた途端、組み敷かれた母の姿を見つけました。 ハッと息子に気づいたお絹。
「あ!母ちゃん!!」


お絹を追って上総屋の屋根裏に忍び込んでいる秀。
清太郎の母を呼ぶ声を聞きつけ、急いで天井裏の羽目板をずらして下を覗くと、 その部屋でお絹が上田を突き飛ばし子どもと抱き合うところを、真上から目撃。
刹那、上田が刀を抜き、自分に背を向けている幼子を無造作に刺し通したのです。カッと目を見開く秀。
子を抱いたまま倒れ伏すお絹は、声なき悲鳴を上げて激しく揺さぶるが、清太郎は瀕死状態。 いいところをガキに邪魔されて衝動的にやったものの、さすがにうろたえ立ち上がる上田。
不穏な物音に入ってきた利平たちが、現場の惨状に驚いているわずかな間を狙い、 秀は懐から掴みだした竹トンボを下に向けて飛ばしました。それは過たず、燃えるろうそくの芯を弾き飛ばします。
その灯りが消える直前、焦った上田の剣がお絹までをも斬り下げていたのでしたが――――。


突然の暗転に騒ぎ立てる騒動に紛れて、秀は傷を負った親子をどうにか長屋へ連れ帰った模様。 さすがに秀ひとりでは無理なので、ここは後から秀を追っかけた加代が協力したんだろうと思われます。
腕に清太郎を抱えた秀が、布団に横たわるお絹に懸命に語りかけます。その少し離れた背後から見守る加代。
「お絹さん。しっかりするんだ、いま医者呼んでるからな?」
うつろな目を開けたお絹のもの言いたげな気配に気がつき、
「坊やはここにいる」
隣に寝かせてふたりの手を繋がせてあげました。瀕死の子は健気にも、やっと会えたおっかさんに語りかけます。
「母ちゃん・・・。また竹トンボ・・・飛ばせるよね・・・?」
か細いその声に微笑みかえすお絹。だがその直後、子どもはカクンと首を落としてこと切れたのでした。
「清坊!?」
あまりの悲劇にただ目を見開くだけのお絹の腕に子を抱えさせ、涙ながらに頭を下げる秀。
「すまねぇ!!俺がいながらこんなことになっちまって・・・!!!」
仕事人とは知らなくても、只者ではないとお絹には見せてしまったのに、結果的にどちらも救うことが出来なかった。 自責の念に苛まれ謝りながら深くうなだれている秀に、お絹は懐を探って何かを取り出しました。 そして口の形だけで何かを伝えようとします。
「う・ら・み・を」
秀がそれを正確に復唱すると、眉を寄せて頷きます。弱弱しく小判を差し出している手を秀が包み込むように両手で握り返すと、 哀しくもかすかな笑みを浮かべてやがてお絹も息絶えるのでした。
「お絹さん・・・・・」
託された小判を手に秀は決死の表情で、恋した女が横たわる部屋で虚空の闇を見つめていました。


三枚の小判とサンゴ玉の簪。隠れ家の台の上に置いたお絹の頼み料から、フッと視線を転じる秀。
それが合図のように動き出す仲間三人が、小判を手にして出てゆきます。 八、加代、最後に勇次。顔を合わさず何も言わないのが、傷心の秀へのさりげない思いやりですね。
残された秀は、簪を手にしてジッとそれを凝視するのでした。


ブラインドごしの勇さん?と思いきや、 室内に等間隔で張り巡らされた三の糸に指滑らせ、仕込み糸の準備をする兄貴。すでに正装。
誤解による仲間割れは避けられ、秀の命も守られたものの、秀の心はいっそう闇に沈んでしまった。 一分の隙もない支度シーンの勇さんから、すでに青白い殺気が燃え立っているようです。
暗い夜道をホイホイと調子よく走ってゆく八丁堀。八もまた気合が入りまくっている様子。 そして秀はいつものように全力で駆け出してゆくのでした。


上総屋の蔵の中。
「だんな。これ以上騒ぎが大きくならねぇよう頼みますよ」
混乱に乗じた何者かの助勢により、お絹親子は連れ出されてしまった。おそらくあの傷では生きていないと思われるが、 誰かが自分たちの悪事を暴こうとしているのは明白。さすがに利平から釘をさされても、まだ余裕ぶって請け合います。
「心配するな。こういう時のために儂がついておるのだ」
逃げられちゃったけど、ま、昼行燈と呼ばれてる男に何が出来る。 仮にお絹が生き延びて主水に真実が伝わることになったとしても、証拠はどこにもないのでどっちみちセーフ? 隙をみていずれ主水には死んでもらう算段だからこその余裕なんでしょう。 何にも知らずに調子乗ってろよクズ!
「・・・お送りしろ」
敷地内の庭先には勇次がスタンバイ。 提灯を持つ先導役の手下のひとりに伴われ、屋敷の裏門から出る上田に丑松が挨拶します。
「どうもご苦労さまでした」
頭を下げて見送る丑松に勇次の視線がロックオン。陰に潜んで口にした三の糸を静かに引きます。
一方、蔵の中では他の手下に金の入った壺を渡す利平。
「気をつけろよ」
「へい」
手燭を手に手下が去ると、利平がひとり残されました。それを金網の嵌った窓の外からそっと覗いている秀。 やがて利平がさらに奥へと入ってゆくと、中に忍び込んだ秀の影が暗闇に立ち現われます。
庭の勇次と中の秀が交互に映り、同時進行で仕事を見せる演出。 近くにいることが互いに分かっているからこその自然なシンクロみたいで、非常に萌えますね。
さて、裏門を閉めた丑松が戻ろうと踵を返す。すかさず糸を放つ勇次。あれよという間に木の上に吊り上げてフィニッシュ。 ドサッと地に落ちた死体を背後に立ち上がる勇次を、下からライトが照らし出します。 いつにもまして冷たく冴えた美貌・・・!本丸に迫る秀に存分に仕事をさせようという、騎士の気概を感じました(笑)。


お次は秀のターン。階段の裏側に潜んで的を待ち構える。 やがて降りて来た手下の足首を掴み逆さに倒れたところを、無防備な後ろ首を下から貫きます。 ものすごくアクロバティックな方法ですが、雑魚の処理はすばやく終了。
さて蔵の奥で貯めこんだ財産を検分していた利平ですが、さっきから灯りが妙にちらちらするのでヒョイと振り返りました。 するとさっき壺を預けた手下が、なんと階段に逆さまに倒れて白目を向いているじゃありませんかΣ(゚д゚lll)!? ゆらゆら揺れていたのは、手下の手にぶら下がったままの燭台・・・。
衝撃の光景にハッと息を呑んで仰天した直後、急に怯えだす利平。一人になるとこんなにもビビりだったとは。 その様子を物陰から見ている秀が、お絹の簪を構えました。
それで仕事するのかと思いきや、手元から放たれた簪の切っ先が逃げようとする利平の袖をピシッと柱に射止めた!! どこからか飛んできた簪を掴み、ますますパニクッて周りを見まわす利平。 この不気味な状況がお絹の恨みによるものと、仕留める前に知らしめているんですね。
恐怖のあまり外に逃げ出そうと戸口に走る利平の前に、ついに秀が姿を現し立ちはだかります。 揉みあいになるも、肥え太った元盗人の利平と怒りに燃える若き殺し屋では勝負にならず。 千両箱の上に倒れ込んだ利平を、いつもの道具で仕留めるのでした。
目を見開いたままゆっくりと倒れてゆくのを見届けながら、口の中で何か小さく呟くような動き。 何を言ったかは分かりませんが、約束は果たしたことを亡き女(ひと)に報告したんじゃないかなぁ(泣)。 その後、潤んだ瞳で伏し目になった秀の静かな表情の、悲しくもなんと美しいこと。


八丁堀は、通り沿いの小さな鳥居の内側に潜んで待っていました。 そこは先日、上総屋の手下を撃退したお絹が落とした簪を拾った場所。
帰り道の上田が鳥居の前まで来た時、スッと出てきて無言で横に並ぶと同時に右手でヒョイと口を塞ぎ、 左手に持った長刀で無造作に喉を掻き切ります。ひえええ・・・。しかし致命傷にはせず。スッとまた鳥居の内にひっこむ八。
瞬殺技にまったく気づかず、提灯持って前を歩いていた手下がやっと異変に気づいて声を上げます。
「上田様!上田様!?」
鳥居の反対側から出てきた八に後ろから声をかけられ、思わず振り返ったところを袈裟懸けにぶった切られる手下。 そのまま返す刀で背後の上田をあらためて刺し通す。これはまさに清坊がやられたことの仇ですね! 顔にまで血しぶきを浴びながらも、声が出せずもがく上田に地獄へ送り込む直前のひと言。
「ものを言えねぇお絹の気持ちが分かったかい」


裏仕事完遂まで見届けたところで、今作品のテーマについて気になることを考えてみたいと思います。
仕事人と一般人の恋や結婚って、掟的にどうなってるのか。 勇さんの色遊びは別腹(もはやキャラ属性)として、秀みたいに真剣交際しか出来ない子はどうすればいいんでしょうか。
加代の哀しい恋の回では八丁堀も秀も止めようとしていたけど、今回は誰も口出ししてません。 「大丈夫か、秀?」と真顔で心配したのは勇さんのみ(どういう意味の心配だったのかは謎)。 加代も「裏の顔がバレてもお絹さんは口が利けないから〜」とあっけらかんとしてましたね。そんなんアリ?
しかしよくよく振り返ってみれば、秀がホの字らしいという噂を仲間内で共有しているのみで、 その恋をことさら後押ししたりはしてませんでした。 余計なことは言わずとも、秀も仕事人としての覚悟は持っている。 自分で考えてそのうち気がつくだろう。 いずれ裏の顔と恋の板挟みで苦しむことになる秀の暴走を、みんなで見守っていたとしか思えないんですが・・・。
今回のお絹は過去を持つ女だったので、結果的に秀は己がダークサイド側の人間であることを彼女に明かして、 あくまで味方だと行動で示しました。 でもいつかまた恋をしたとしたら。訳ありでない普通の町娘に惚れたとしたら。
そうなったら仲間全員、秀を裏切者扱い(油断してうっかり仲間の身バレを招くかも)もしくは仕事の邪魔呼ばわりして、 わざとハブって足抜けさせようと画策しそうです。恋人の安全を守りたくば…などと酷い脅しをかけて、 二度と仕事人に関わらないと確約させてから放流。 表の世界に戻れるものならば本人にとって一番の幸福なのは間違いないし、 秀みたいに優しすぎるのはいずれ身を亡ぼす、と八だけでなく仲間たちみんなが思ってることでしょう。
特に勇次は先頭きって冷たくあしらいそうですね。 そして思いっ切り秀に嫌われてから他人に戻る。あー考えただけで目から汁が。
そんな妄想もあながち無いとは思えぬほどに、今回の勇さんは最っっ高に熱いクールガイでした! (三味線屋的BGM『ギンギラギンにさりげなく』作詞・伊集院静)


はぁ、面白かったなぁ。つっこみどころや謎設定も含めて、毎回さまざまな見応えあります。 つくづく必殺に出会えて良かったです。ニャッハー!
視聴感想というよりだいぶ二次創作的なひとり語りに延々おつき合い頂きまして、ありがとうこざいました。



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