教えて頂きましたが、この回は単話でビデオになったそうです。 単話でピックアップされるくらいですから、やはり制作側としても完成度の高い作品だったということですね!
 貴重な情報をありがとうございました。 これでまさかの前後編構成になってしまったのは、公式と推しに責任があるとゆうことがはっきりしましたね♪〜(´ε` )←


 さて続きです。 勇秀的チェックポイントは主に前半部に集中、ストーリーとしてはここからがさらなるヤマ場です。 どう裏の仕事につながってゆくのか。
 朝もやの中、秘密の見張り交代(意味深)をした勇次ですが、舟の中にはおくみと俊平の他におりくと加代もいました。 見つからないよう隠れて一夜を過ごしたとすれば、 勇さん昨夜はどこにしけこんでたの?みんなと一緒に過ごさず朝になってぶらりと戻ってくるなんて、 粋すぎて秀でなくとも小憎たらしくなりますね。
 ふたりの怪我は軽症ながら、囮と三味線屋親子の両方に逃げられてしまったクズメンズは、 今なお必死で行方を探しているはず。 店を利用された上に命まで狙われたのに、 何事もなかったように自分たちのピンチまでも救ってくれた謎の恩人たちの正体を知らぬまま、 おくみは連中に手紙を出すと言い出しました。
 若殿殺しの計画や仲間の名前を漏らされたくなくば、 おりくたちにも自分たちにも手を出さないようにという脅迫と牽制のため。 その上で、自分は身重のまま故郷へ戻り子を産んで育てると。 このあたりの倫理観は現代の感覚では受け入れがたいですね。 命の責任を、犯されて望まぬ妊娠をした側が一手に背負うなんて。
 おくみも俊平も身分としては足軽。武士の中で最下級の地位で、普段は農業やその他の仕事で暮らしを立てている彼らは、 どんなクズであっても上ランクに生まれた藩士たちからは、そこらの平民と似たり寄ったりの扱いを受けてきたのでしょう。 むしろ平民ではないことで、おくみは仇を討つという目的のために自ら望んで志願したという理由を盾に、 下女としてこき使い性欲の捌け口にしても『文句ねぇよな?』ってことっすか?書いててふつふつと怒りがこみあげてきたぞ。
 一方、俊平が仲間に加わった理由は、あんな若殿が藩主になったらみんなが大変だという純粋な気持ちから。 これぞ武士の鑑。それが藩士たちと行動を共にするうちに、何か変だぞと。 口では民百姓のためといいつつ、アジトでは不平不満ばかり言っては下の者に威張り散らす。 迷惑かけてるはずの三味線屋さんに対しても、礼を尽くすどころか町人を見下す発言して、 一見優男な息子さんを怒らせたり(といっても武士相手に悠然と構える態度が只者じゃない)。
 もしかしてこいつらダメな奴らじゃ…、と真面目な俊平が思ってたかどうかは分かりませんが、 おくみひとりを置いて計画から身を引くことは考えの範疇になかった。 そしていつの間にか、彼女にひそかな想いを寄せるように―――。
 が、そのおくみ。身ごもってることを藩士らに話しておくようおりくが助言した際、
「自分と夫婦(めおと)になると言えばいい」
と買って出た俊平の気持ちには今の今まで気づいていなかったことが、この後の会話で判明します。
「俊平さんはどうするの?」
 今さら身の振り方を問われて、
「俺だって一緒に行くよ。(ちょっと小声で)・・・夫婦になると言ったはずだぞ」
と確認をとる俊平かわいい。 しかしおくみは、
「あれはあのときだけの・・・」
と打ち消そうとします。 シャイな俊平が勇気を振り絞ったプロポーズを、 藩士たちを説得するためのウソのつもりでいたとは。 いくら仇討ちで頭いっぱいとは言え鈍すぎじゃね、おくみ!?たしかにどさくさではあったけどなっ。
 俊平は顔を彼女から見えない側に逸らすと、ぼそっと呟きます。
「俺は本気なんだけどな」
 突然のムズキュンタイムきた! 不器用もの同士がやっと本音で向き合えたやりとりを、 酸いも甘いも噛みわけた仕事人たちが間近で見守っているが、 もう周囲など見えないうぶな二人。
「でも私、あいつらに身を・・・」
「そんなこた、忘れりゃいい」
 くくく(萌え咽び泣き)漢やな俊平・・・。 いつもは無口でも、キメるときゃびしっとキメるのが本物の証し。おくみが絶句して、あたたかな空気の漂う舟の中。 しかし後にも先にも二人にとって、これがたった一度の幸せの時間になるとは・・・。
 舟の外から俊平を見つめている(いちお見張り役)色男のまなざしが、 優しいのと同時に何やら美しすぎて釘付けになりました。 男として認めたぜという気持ちと、恋する男に共感している気持ちの表れか?
『わっかるー。鈍すぎて参るよな!でもまぁそこがいいんだが(笑)』


 場面変わってアジトでは、藩士たちが家老から激しい叱責を受けてしょげておりました。 若殿殺害の成功を労われるどころか、アジトに投げ込まれたおくみからの脅迫状に、盛大にブチ切れ中のご家老。 メッセンジャーは秀以外には考えられませんが、アジトの場所は勇次に教わったに違いない(わぁい)。
「下郎二人を逃(のが)し、あの二人も逃し、しかも足軽の娘を孕ませ―――、 この三ドジをどうにかせんと、 取り立てはおろか帰参もかなわんぞ!!」
 三ドジというパワーワードw 資金も出さずに自分は何食わぬ顔で安全なところにいながら、 大物感皆無で子分らを罵っておりますが、泡を食っているのはさらに厄介な問題が加わったせいもあります。 というのもクーデターの際に西尾が短筒を使用したのですが、その音が町方の耳にも届いていたらしい。
 バカすぎない?あんな町なかで銃を普通に使えばバレて当然よね。 江戸市中の発砲は重罪扱い。町方から今回の騒動について問い詰められた家老は、 短筒を使った者を差し出すと苦しい返答をしたのでした。
 高松藩に注目が集まっている最中、もう江戸では狩り残した足軽二人にも容易に手を出せない。 計画ではうまくいってるはずだったのに、どこで歯車が狂ってしまったのか―――? あの三味線屋を拠点に選んでしまったのが運の尽きってやつですが、クズメンズもそこに気づくはずはなく。
 しかし『詰んだ・・・』というところまで追い込まれた時、 たとえ悪知恵であっても、土壇場で妙案というのは浮かぶものなんですね(ああ腹が立つ)。 短筒の件と江戸から逃げ出そうとする生き証人を始末する件を、まとめて解決する秘策を思いついたらしい西尾。 忠臣の仮面の下の卑しい素顔を剥き出しにして、家老に起死回生の企みを打ち明けるのでした。


 秋晴れの下、 三味線を携えた旅姿のおりくが先に立ち、少し遅れて同じく旅装のおくみと俊平がついて行きます。 関所まで護衛もかねて引率し、二人を江戸の外に逃がそうとしているのですが、 さっきからどうも尾けられているような気がしてなりません。しかし途中何事もなく関所に到着。
「いろいろお世話になりました」
 包帯で吊った腕も痛々しい夫婦が深く頭を下げて別れを告げ、頷いたおりくがその背を見送ってまもなく。 関所のすぐ手前で突然立ちはだかる例の三人組。
 不敵な笑みを浮かべた西尾が、俊平に向って「餞別だ」と何か包みを押し付けました。 反射的に両手で受け取った俊平。ざっと巻いただけの風呂敷がずれて覗いたのは、なんと短筒の握り手だったのです。 ハッとして手放そうとするタイミングを狙って、声を張り上げる西尾。
「昨日発砲して殿を暗殺し、市中を騒がせた不届きもの!!」
 刀を抜きざまに斬り下げ、一声も上げられず俊平は絶命。同時に他二人も抜刀しており、おくみにも斬りかかっていたのです。
 白昼堂々の刃傷に周囲は騒然となるも、西尾は自らの身分を高らかに名乗り、一方的に「上意討ちにした」と宣言します。

・・・・・まじでクズ・・・・・・・・・・

 人垣のあいだから、一瞬の隙をついただまし討ちを目撃していたおりく。 しかしここで下手に出て行っては、さらに西尾の狙い通りになってしまう。おりくも仲間ということで斬るつもりでしょう。 陰から様子を伺っているところに、 急報を聞いて八丁堀が飛んできました。
 この時点まで、八丁堀はおくみを冒頭で一度見かけたきり。 今まで三味線屋で起きたことも、秀たちが関わっていることも全く知りません。 それでこれはどういう事かと西尾に問いただすも、 短筒を持ち出して脱藩、昨日の事件を起こしたのもこの者どもだから上意討ちにしたまでと開き直り、
「遺体は町方に下げ渡す」
と言い放ちます。死人に口なしとはまさにこの事。
「いや、下げ渡すと言われても(ほんとの下手人がどうか)調べようがないですから・・・」
 町役人ごときに真っ当なツッコみを入れられた西尾、
「文句があるなら藩邸に申してまいれ!!」
と大喝してその場を押し切ると、ドヤ顔で三人そろって立ち去って(逃げ去って)しまいました。


 中盤までの悪行および裏切りを上回る非道ぶりに、創作と思いつつも怒りで血の気が引きましたわ・・・。 邪魔者に自分たちの罪をすべておっ被せて口を封じた上に、上意討ちという大義名分で追及を逃れるとは。 悪手を一気に白にひっくり返す悪知恵には舌を巻くが、卑劣すぎて胸糞悪い。 自分たちより身分が下の者たちを、踏みつぶしてもいい虫けら同然に見ているからこそこういう事を思いつくんだろうな。 これはどうあっても裏の仕事で片をつけるより他なさそうです。ねっ、おりくさん。
 無残に横たわる若い二人に、とりあえず声を掛ける八丁堀。 すると虫の息の女のほうが、懐から巾着を取り出して手に押し付けて来ました。
「仕事人へ・・・」
 今わの際のその意味を察しふと目を上げると、離れてその光景を見つめていた三味線屋の女主人の姿を見つけるのでした。


 時が進んで夜の隠れ屋。 全員が揃い、八丁堀の持ち込んだ小さな巾着袋を前に沈黙する。秀がやり切れない表情を浮かべ目を逸らす。
「さて、どうやるかだ」
 死んだ依頼主にまつわる一連の事情を聞いた八丁堀が云います。
「奴ら、今夜かならずオレとおふくろを襲ってくるはずだ」
と勇次。秀が後を受けるように続けます。
「黒幕がいるんだろ。漁師小屋(アジト)で勇次が見かけたっていう覆面の野郎がよ」
 さらっと言ってるが、二人(きり)で話をしていたとゆーことだよな。秀の後をおりくが引き継ぎます。
「あいつらとの繋がりを確かめなきゃやれないねぇ」
「あたしがやるよ」
 そこでやる気満々に請け合う加代。これから故郷に戻って幸せになるはずだった二人。 なけなしの路銀が仕事料になるなんて。最初はただ臨時収入稼ぎのつもりだった加代も、 おくみたちの無念さに心動かされたようです。


 そこからBGMは三味線の音に。妙なる音色に合わせて、自宅で簪を水に浸し入念に研ぎを入れる秀の横顔!! すでに裏の仕事着にお着替え済みです。秀もまた悲しい二人に肩入れしていると思われます。
『そしておりくさんを守るためだ!あいつじゃねぇ(強調)』
 続いて三味線の兄さんですが、こちらも勝負服でスタンバイ。 実はセットだったと過去回で判明した、鬢の毛の垂らし具合も一段と麗しいのは、 今夜は蝋で三の糸の仕込みをしている最中だからです(ワクワク)。 大きく燃え上がる灯芯をうけて、逆光で浮かび上がる超絶な輪郭。 左手でピンと張った糸に、 ゆっくりと蝋を垂らしてゆく静かだが張り詰めた空気が伝わるような所作! 誰も見てないのに(いやガン見)一秒たりとキメてない隙がない・・・。 ハァハァ、あの、あのっっ、お取込み中失礼しますが、、、、 こ、この糸と蝋燭でいつの日か、天使に悪さをぉぉ――――――――――――(自主規制)

 失礼しました(じゅる)。脱線しかけましたが、仕事が先?ですね! 今回の鬼はどうあっても許せねぇ。全員まとめて地獄の閻魔の前に叩き出してやる!!!と画面の前で正座して待つ。←
 三味線の音は、息子と未来の嫁(?)の士気を高める為だけでなく、 クズメンズをおびき寄せる罠でした。 飛んで火にいる秋のウジ虫。
 三味線屋に近づく三つの影を屋根の上から見下ろす秀。 中の勇次に知らせるべく格子戸の外にスッと姿を現す同タイミングで、色男がフッと蝋燭を吹き消します。出たよテレパシー! 西尾らは、わざと戸締まり無しにしてあった入り口からこっそり忍び込むが、 梁の上に移動した黒い影の真下を通り抜けて奥の間へ。
 そこには屏風の前に座して三味線を弾くおりく一人がいました。 最後の一音まで余裕で弾き終えると、嫣然と微笑む。
「いらっしゃい」
「しゃらくさい。なんの真似だ!」
 こんな女ひとり片付けるなど造作もないこと。 せせら笑い威嚇すると、女が素早く引いた屏風の裏側に、 役者みたいな羽織を纏った美男の息子っちが潜んでいたじゃありませんか!(笑)
「・・・・・」無言の流し目
「おのれっっ」
 お色気サービス満点の出迎えに(良かったな)、愚弄されたとブチ切れて抜刀した瞬間、 三人の背後に音もなく舞降りた黒い影が鋭い蹴りを入れてきたよ!
 な、何だこいつは?!クーデター時に邪魔して来た奴か!? わけわからんうちに目の前の息子からも何か飛んできたぞっ・・・え、い、糸???
 黒い影が仲間のひとりの首を、背中から何かで思いっきりぶっ刺した模様。カッと目を見開き硬直する仲間。 しかしもう一人の仲間のほうも、息子っちの飛ばして来た糸に喉を締め上げられ悶絶中であります。
 待って!ナニこれどーゆうこと?本気で武士襲ってる??!(・Д・)ポカーン
 刺された方の仲間を黒衣の男がちょいと突くと、ピンと張ったままの糸の上にぐらりと倒れ掛かる! すかさずその体を軸に身を反転させ、締め上げのフィニッシュに入るイケメン息子!!!(ちょっ!な、何者?!!)
 ピンと一音かき鳴らすとがくっと首を落として動かなくなった仲間。。。 し、死んでるうぅぅぅぅ!!! マジで死んじゃったおおお!!!! 刀抜いたけど遣う前に二人いっぺんに殺られちゃった・・・・・・・
 目の前で繰り広げられた圧巻の殺人技に腰を抜かす西尾の前に、 息子と見知らぬ若い男(こいつ忍者!?恋人!?←)が前後に並んで立ちはだかります。ここ最高すぎた!!!
 ヒィィと声にならぬ悲鳴をあげ、ほうほうの態で外に這い出す西尾。 抜いた刃を収める余裕すらなく必死で逃げ出しました。
 そこを待ち構えていたのが加代。胸に掲げたのは、白い花束。季節的にコスモスでしょうか? 珍しく乙女だな加代! と思いきや、いきなり毟るか(笑)!そう来ると思ったぜ! 毟った花びらを散らして、錯乱状態で走る西尾の後を追いかけます。 アジトまでの道しるべってことかい、なかなか風流だ。
 若手組の仕事は終わったので(その後のふたりが知りたい)、 残るメインクズはラスボスの年長組におまかせ。 しかし二人とも場所は知らないので、加代の散らした花が道案内してくれます。 小粋な演出が効いてますね〜!


 花の後を追って八丁堀は徒歩で、おりくさんは小舟を操ってそれぞれアジトへとたどり着きました。 中では逃げ戻って来て這いつくばっている西尾に、首尾を問いただす家老。
「どうしたと言うんだ!下郎二人を消してもあの家の者どもを消さねばなんにもならんぞ!!」
「・・・殺られました・・・」
「誰が誰にだ!!?」
「訳がわかりませんっっっ」
「いったいどうなったと申すのだ!!!」
 パニクっててまったく要領を得ない西尾。 まさか町人ごときに武士が返り討ちに遭うなどと想像もできない二人のクズ。 そこへ外から何者かの気配がして飛び上がります。
「誰だっ」
「どうも」
 馬面を覗かせたのは、関所の一件で担当だったしがない同心でした。 その顔を見た途端、急に虚勢を取り戻す西尾。 どーしようもないチキンです。ちょいちょいと指先で招かれて無礼者!と激怒する家老ですが、 西尾はびびっているのを知られたくないために、お前ごときにとバカにしながらも戸口へと近づく。
「実は私の知り合いの閻魔があなたに用があると」

ザシュッ・・・・・

 いつ抜いたかも分からないスゴ腕。目を閉じるいとまさえなく絶命する西尾ざまぁ。 こんなに嬉しい的の殺しもなかなかないですね。
 冴えない同心に、そこそこ腕の立つはずの部下が瞬殺されるのを目の当たりにして、 ようやく己の置かれた状況を知った家老。 それでもへなちょこ剣を抜いたところは、さすが一藩士の西尾より胆力・・・というかプライドの高さは上でした。
 しかし手首辺りをちょっと斬られただけで悲鳴をあげ、長刀を投げ出し小屋の外へと逃げ出します。 浅瀬にこけつまろびつ駆け入ったところに、今回の真打ち登場。 女と見て、今度は脇差を抜いてかかってゆくご家老、なかなか頑張ります。 しかしこの人はただの女性ではないんですよ、残念ながら。
 一見して誰も手にかけていないし直接何かをしたわけでもない。 でも自分の地位を嵩に、己の手は汚さず命令ひとつで人の命や人生を駒みたいに動かすあなたのような人間が、 すべての悪と犠牲者を生むんです。
 仕事を終えたおりくさんが、胸のなかでおくみに語りかけるような表情がしみじみとしたラストシーンでした。


 後編もどえらく長くなってしまいました。中編を入れたほうがスクロール楽だったかもしれませんね。 何のスイッチが入った?というくらい熱く語り倒してしまいました。 やはり秀のけしからんツンデレのせい、と不可抗力を主張しておきます(しつこい)。
 記事を書くにあたって仕事シーンだけを見返したのですが、 互いの動きを先読みした上での息の合ったコンビネーション(むしろマリアージュ?)の自然さに、 何度もリピしてしまいました! 前半に萌ヤマは集中と決めつけていたけど、実はこの仕事にこそ一番ヒデエルの真心が表れていたんですね・・・尊いわぁ〜
 最後に、三味線屋での裏仕事の後のふたりを知りたいと書きましたが、 考えてみれば場所が場所なだけに、あれから勇次と秀は協力してクズの二遺体を処分せねばならぬという、 危険なミッションが課されていたわけですね。 敵地とか屋外ならば殺り逃げOKですが、侵入者を殺るとなると、事後処理のほうがむしろ重労働。
 おりくさんが出陣し、残された二人がイイ雰囲気になるには程遠かった!と後から気がつきました。 ま、そこまで先読みしてコンビ殺陣をやらせたのは母、と考えるのが自然。
「なんで俺がこんなことまで・・・」
「まあそう言うな。後で奢るから、なっ」
「って何笑ってんだよ!(ちょい照)」
 ぶつぶつ文句言われながらも苦労して共同作業したことで、 結果としてはふたり心の距離がより近くなったに違いないでしょう!とアフター妄想も万全の神回でこざいました。


 やれやれ。今度こそ終わります(笑)。 一度エンジンがかかったら、暴走がいつ止まれるのか私にも分からない語りブーストにここまでおつき合い頂き、 ありがとうございました。



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